そろそろ「話せない英会話」から卒業して
「本当に使える英会話」の勉強を始めませんか?
英会話スクール
English and Beyond
英会話上達と英作の関係
外国人の前になると、恥ずかしくて頭の中が真っ白になり、知っていることでも言えない。よくあることです。せっかく勉強したことなのに、パニックになって英語が出ない。そういう人は、話す前に書く練習を行うことです。紙に書く。書くことにより、集中力は格段に増します。外国人を前にすると、誰しも自意識過剰になり、恥ずかしくて英語が出ない。しかし書く時は、人目を気にすることなく、自分の中にある想いを書き出すことは、話すよりずっと楽にできます。これは日記と同じです。人に言えないことでも、独りで日記にはたくさん書ける。もしくは、気心しれた人に悩みを打ち明ける。書くことは、そんなイメージに似ている作業です。人目(外国人)というプレッシャーから、いったん自分を解放して、表現することに特化する。その練習法が、英作です。
なぜ、書くことが話せることにつながるのか?
通常、英会話というと、会話なので話す練習ばかりが行われています。しかしその方法が、日本人に合った方法かは疑問です。日本人が英会話が上手くならない原因は、知識というよりは、第一に心理的な問題が多いと思われます。知っていることでも、いざ外国人に話すとなると、全然英語が出ない。そこをクリアーせずに会話練習しても、なかなか進歩は難しいでしょう。外国人の前で何も言えずにいるより、その分、外国人の目を気にせず、どしどし書いて、自分の中に眠る英語の知識を表現する。普段の生活でも、仕事でも、相手に大事なことを言う前には、言うことをメモに書き出す人も多いのでは。それと同じです。外国人講師の前で、言いたいことが言えず、気が付けば聞き役ばかり。英語が出ずに時間ばかりが過ぎていく。それでは、何ら英語の表現力は向上しません。そんなことより、どんどん書くことです。書くことで、考える習慣が身に付きます。書けば書くほど、英語で表現することが簡単に、そしてラクになります。表現に自信がつけば、自然に話すほうも上達していきます。話すことも同じ、表現力の問題ですから。
どう英作を練習するのか?
授業では、普段使う日本語や、難しい日本語をどう英語にするかを、一緒に考えます。英作では、自分で考えることが大切です。自分で考え、その難しい日本語が、本当はどういうことを意味しているのか、考える必要があります。言おうとする日本語そのまま訳そうとしても、不自然な英語になります。その日本語の意味を考え、整理することで、自分の知っている簡単な、そして正確な英語にすることができます。日本語を、簡単な英語にするには、少し工夫が要ります。その考えるコツ、ヒントを授業でお伝えします。
中学英語もちょっと自信がない場合は?
いくら難しい日本語を簡単な英語で言えます、といっても、肝心な簡単な英語もちょっと不安がある、それは普通です。なぜか。難しい英語(単語、文法、表現)に時間をかけ過ぎていて、簡単な英語の習熟に時間をかけられていないからです。難しい英語は難しくて消化不良、簡単な英語も練習不足。それが多くの学習者の現状でしょう。物事には急所があります。話せるようになるためには、簡単な英語に特化して、学習することが必須です。(一応)知っている基本英語の、知らない側面(使い方)を知り、集中的に練習を重ねることで、簡単な英語の使い方に熟達します。簡単な英語を自分の手足のように使えるようになります。英語の知識は、知っているだけでは、話せるようになりません。英語の知識は、使うことにより、練習することにより、初めてスキル(技術)として身に付きます。
英作をベースにした英会話において、上達するための心構えは?
英作において最も大事なことは、自分で考えることです。考えることにより、日本語をあらゆる角度から分析します。単語を知らないなら、単語不足を補うために、まず日本語の意味を考える。難しく見える日本語も、考えることにより、本質的な意味を知れば、簡単な英語に直すことは容易です。
なぜ考えることが英語学習する上で大事なのか?
考えることで、英語学習にかかる膨大な時間と労力を、格段に省くことができます。本来ならば、語学上達には、数年間海外留学するのが一番早いでしょう。外国に長い間住めば、場面に応じた英語を身に付けることができるでしょう。では、日本で生活している我々英語学習者はどうすれば良いのか?
それが、英作練習によって『考えること』なのです。
応用範囲が多岐にわたる基本英語の使用法に習熟し、その基本英語で、いかにして様々な事柄を表現するか。考えることにより、基本英語が様々な事柄を表す大きな武器に変貌します。従来の英語学習では、場面や事柄に応じて、一つ一つ英語を覚えるしかありません。これでは、途方もない時間と労力を要します。しかし、基本英語をマスターして、考えることにより、その基本を他の事柄を表すことに応用できれば、一つの知っている英語が、何十倍にも膨れ上がり、表現力が増します。限られた英語を、どこまで幅広く、深く、英語で表現できるか。一緒に挑戦しましょう。