ワンポイント英作『経済を回す』
菅首相肝いりの Go to キャンペーンですが、コロナの感染が拡大し、年末年始にかけて一時停止するとの報道がありました。
政府としては、コロナ対策も大事ですが、経済対策も重要で、そのバランスが難しいようですが。
さて、首相の言う、『経済を回す』、とは英語で何と言ったらよいでしょうか。
なかなか難しいですね。こういう日本語を英語にするには、ちょっとしたコツが要ります。
すこしだけ立ち止まって、自分の頭で考えてみる。
そうすると、結構難しい日本語も、簡単な英語で言えるんです。
さて考えましょう。
経済を回すとは、どいういう意味でしょうか。色々な方面から考えましょう。
経済を回すとは、言い換えると、経済のために『よいことをする』ということです。
よいことをする= do something good for という英語を使い、
・We must do something good for the economy.
経済のために何とかしないといけない、ということで、
・We must do something for the economy of Japan.
これだけで、日本経済を回す、という意味となるのではないでしょうか。
考えますと、経済を回す、というのは、良い悪いで考えると、当然良いことでしょう。だから上記のようにgood という発想になります。
economy という単語を使いますと、経済を回すとは、経済が前に進む、ということで go を使い
・We must keep the economy going. ともいえます。(keep ~ 動詞ing で、~し続ける。→経済が進み続ける→経済を回す)
他にも経済を回すとは、簡単に考えると、『景気がよい状態を欲する』と考えて、
・We want a good economy (for Japan). というのもよいですね。
経済を回すとは、
経済を回すということを 具体的に考えるとどうなるでしょうか。
経済を回すということは、目に見える形にすると、要するに、 みんな仕事があって、店が開いていて、人々がよく買い物をして、物が売れることです。
・Everyone has a job. Shops are open. People buy a lot. Goods sell well.
まとめると、
・I want to make sure everyone has a job, shops will be open, people buy a lot and goods sell well.
他にも、首相の立場で考えると、経済を回す、というのは、経済を守ることと考えられるので、
・I want to protect our economy. などもよいでしょう。
一つの日本語に対して、色々な英語が考えられます。
英語にする時のコツは、日本語の字面を訳すのではなく、どちらかと言うと、気持ちを表現することが大切です。
上記に挙げた英語も、結構知っている英語が多いと思います。
英作をやれば、自分の知っている英語が存分に活用できます。
自分の中に眠っている英語の活用方法を知って、自信をもって英語を話せるようになる。
みなさんも一緒に楽しんで、英語を学んで参りましょう!
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